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生産率アップ確認・肉用牛増頭研修会・東臼杵郡市畜連

【JA日向】

 東臼杵郡市畜産農業協同組合連合会と東臼杵郡市肉用牛改良協議会は「いい肉の日」の11月29日、延岡市櫛津町の延岡家畜市場で第21回東臼杵郡市肉用牛改良増頭研修会を開きました。JA延岡とJA日向管内の生産者や、関係者約300人が参加。防疫の徹底や「1年1産」をめざし生産率を高めることなど確認しました。
 研修会に先立ち行われた表彰式では、特別功労者表彰を延岡市片田町の加行保男さんが受賞。加行さんは東臼杵郡市和牛改良組合連絡協議会会長や、東臼杵郡市畜連役員を務め、常に管内和牛部会員の先頭に立ち、和牛振興に大きく貢献したことが表彰理由となりました。
 同畜連の山本照弘会長(JA延岡組合長)は「EPA、FTA、TPPに続き、日米貿易協定も2020年1月1日に発効予定。肉用牛繁殖農家、肥育農家は大変厳しい状況にあるが、本日の研修成果を今後の事業に生かし、経営改善や飼養管理、生産性の向上を目指して頂きたい」とあいさつ。
 講演会では、県畜産協会経営支援課の水元健二課長が「肉用牛経営の改善ポイントと儲かる為のヒント」、東臼杵南部農業改良普及センター農畜産担当の興梠貴子副主幹が「飼料給与設計(事例)と栄養管理について」の演題でそれぞれ話しました。


山本会長から感謝状を受ける特別功労者表彰の加行さん(左)

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