おいしさと健康を皆様へ・完熟きんかん「たまたま」全国で解禁

【ＪＡ宮崎経済連】

　みやざきブランドの完熟きんかん「たまたま」と「たまたまエクセレント」の販売が、14日全国取引市場で解禁しました。この日は「たまたま」が全国36市場へ、また「たまたまエクセレント」が17市場へ、それぞれ県内ＪＡから合わせて約13.48トン（前年比73％）が販売スタート。
　宮崎市中央卸売市場ではＪＡ宮崎経済連の新森雄吾会長が「宮崎県はキンカンの生産量・栽培面積ともに全国1位であり、どこよりもおいしいと言って頂けている。今後も流通業者と協力しておいしさだけでなく、健康に良いということを一人でも多くの消費者にＰＲしていきたい」とあいさつしました。
　初競りでは「たまたまエクセレント」が3Ｌ1㎏箱55,000円と過去最高額で取引されました。
　完熟きんかん「たまたま」は開花から210日間を目安に樹上で完熟させ、糖度16度以上直径2.8㎝以上の基準を満たす必要があります。中でも糖度18度以上、直径3.2ｃｍ以上のものは最高級の「たまたまエクセレント」として出荷。また栄養機能食品として表示販売開始から２年目を迎え、消費者の健康に対応した商品として注目を集めています。
　経済連販売流通課の岩下健一課長は「生産者が大事に生産した完熟きんかんを消費者の皆様においしく食べて頂きたい。また、栄養機能食品として定着させ、消費拡大に努めていきたい」と話しました。
　経済連によると県内の12ＪＡの252戸、54.6ヘクタールで栽培されており、生産量は約1214トン（前年比99％）を見込みます。出荷は3月末まで。