
JA宮崎経済連は1月22日、西諸県茶業青年部と連携し、県立飯野高校で正しい煎茶の煎れ方の食育講座を開きました。講座に参加したのは同校生活文化科の2年生17人と教職員3人の計20人。同科では、「地域との交流活動を通して、専門性を深められる授業づくり」を研究課題として、キャリア教育に結び付ける活動に取り組んでおり、その活動の一環で実施したものです。
今回は、同青年部員3人による煎れ方のレクチャーがあった後、生徒による実演が行われたほかに、宮崎県のお茶の概要などについて詳しく説明がありました。また、生徒が作ったくるみ入りのチーズまんじゅうをお茶うけにして、生徒自身が煎れたお茶を楽しみました。
経済連米穀特産課の蛯原俊介主幹は「若い世代にお茶にふれてもらえる良い機会となっている。みやざき茶の魅力をしっかり伝えていきたい」と語ります。
最後には、普段からお茶にふれあってもらうため、米穀特産課よりフィルターインボトルと急須、お茶が贈呈され、講座を締めくくりました。
