
宮崎市中央卸市場で6日、高岡町特産の「高岡文旦」の初競りがあり、5L6玉が4000円と昨年よりも高値(前年比+500円)の取引となりました。高岡文旦は、主に県内への出荷を予定しており、3月中旬までに36トンの出荷を見込んでいます。
JA宮崎中央高岡文旦研究会は生産者15人で、高岡町でのみ栽培されるため、市場に出回る数量や期間が短く、希少価値が高いです。高岡文旦は薄皮がむきやすいのが特徴で、最近ではビールやソフトクリームなど加工品にも使用されています。同研究会の重永幸正副会長は「大玉で糖度も高く例年よりも良い品物ができました。一生懸命愛情込めて栽培したのでたくさんの方々に食べていただきたいです」と話しました。
