宮崎県農協青年組織協議会は26日、JA学びの杜(宮崎市)で第13回協同組合パイオニア制度研修会を開いた。各JAでの事前研修を修了した7人が参加し、協同組合などについて学びました。
この制度は、農業青年自らが協同組合の理念や歴史を学び、経営や地域貢献、次世代の人材育成につなげようと、2010年度から県独自で取り組んでおり、これまでに213人が同制度の認定を受けています。同協議会の田邊貴紀委員長は「この研修は協同の理念を学び、協同組合活動への理解を深めることを目的に始まった。今回学んだことを活かし、将来JAや農業者のリーダーになるための糧として欲しい」と話しました。
研修では、JA基礎や協同組合論、県内JAの経営概況、総代会資料の見方などについて学習。また、JA宮崎中央会の三田井研一専務による特別講話と、同制度の認定試験を行いました。認定試験の合格者は、4月に開く第63回通常総会で認定証が授与される予定です。