
JA延岡管内で加工用タケノコの出荷が4月7日から始まりました。生産者は28日にかけて毎週、火曜日と金曜日に延岡市高野町の高野倉庫と延岡市北方町の北方選果場に持ち込みます。裏年で出荷量は15トンと昨年の30トンを下回る見込み。全量、大分県の加工業者に出荷します。
初日はJA延岡たけのこ部会の会員ら14人が2会場に3.25トンを持ち込みました。軽トラックに積み込んだタケノコを出荷者全員で連携してコンテナに運び込みます。互いのタケノコを見比べながら作業し、現場は活気に包まれました。
生産者の1人、舞野町の甲斐末吉さん(68)は「今年は裏年で収量は望めないが、丸々として生育は良い。食したが最高においしかった」と笑顔を見せました。
同部会の会員は25戸。管理面積11ヘクタール。延岡産タケノコは、姿かたちがよくシャキシャキ感が好評。なかでも毎年12月23日に初出荷するタケノコは「金の筍」のブランド名で大人気です。毎年、高値で取り引きされ、東京都など都市部の高級料亭からひっぱりだこです。
