
宮崎原産のかんきつである「日向夏」が今年で発見から200年を迎え、宮崎県とJA宮崎経済連で組織する「みやざきブランド推進本部」は日向夏発見200年特設サイトを開設しました。
この日向夏は、江戸時代末期にあたる文政年間(一八一八年~一八三一年)に現在の宮崎市にて偶然発見されたものと言われており、宮崎県民にとって非常に馴染み深いかんきつです。
そこで、関係機関は今年を発見から200年と位置づけ、日向夏のさらなるPR強化を図っており、その取組みの一環で特設サイトの開設に至りました。
同サイトでは、発見の歴史やアルベドと呼ばれる白皮を残して食べる日向夏独特の食べ方を紹介するほかに、200年を記念したイベントの開催告知なども随時発信していく予定です。
経済連企画広報課の福地浩二課長は「県内では広く知られている日向夏だが、発見から200年ということを知る人は少ないと思う。このサイトを通して県民はもちろん、全国の消費者に認知してもらいたい」と語りました。
発見200年を契機に、飲食店や製菓店などと協力し、生食のほかにも加工品として宮崎のソウルフルーツである日向夏を積極的にPRしていきます。
サイトのURLは、https://www.hyuganatsu200th.com/
