
JA宮崎経済連は10日、今年産のみやざき茶の初入札会を開きました。
入札会の前には茶の高値取引を願うべく祈願祭が宮崎神宮(宮崎市)にて行われ、経済連新森雄吾代表理事会長らによる玉串奉納が行われましたた。その後、経済連茶流通センター(宮崎市)に場所を移し、県内の経済連指定の13社が入札に参加。
初入札会にはJA宮崎中央・JA児湯・JA尾鈴・JA西都・JA延岡の県内5JAから56点、約1.587キロが出荷され、指定商社は会場に並べられた茶葉を一点ずつ吟味し、香りや味などを確かめながら入札。最高値は1キロ15.555円と、昨年を上回る値をつけました。
経済連米穀特産課の担当者は「本年産は霜の影響も受けず順調に生育しており、味・香りともに品質のよいお茶に仕上がっている。消費者の方々に宮崎県産の新茶をぜひ味わっていただきたい。」と語りました。
また、今年の入札は新型コロナウイルスの感染防止の観点から、入札会場内の定期的な換気やマスクの着用および入場者制限、手指消毒や体温測定などのマニュアルを策定。会場に張り出されたほか、初入札会時には説明会が行われました。
