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- 研修生の「さららピーマン」、収穫最盛期/宮崎・川南町
新規就農を後押しする川南町トレーニングハウスで、特別栽培の「さららピーマン」の収穫が最盛期を迎えています。
首都圏などからの研修生8人が約30アールで栽培しており、連日約300㎏を出荷。収穫は6月上旬まで続き、今季は計38トンを見込みます。
栽培を指導するJA尾鈴ピーマン部会の網代宗章さんは「10アール当たり12トン超はまずまず。栽培のひと通りは習得できたと思う。彼らの就農後も引き続き、部会を挙げてバックアップしていく」と期待を寄せています。
6月末で4人の研修生が研修を終えて、独立。国と町とJAのサポートを受け、同町内の圃場(ほじょう)でいよいよ就農します。
2018年入講の1期生、保坂政孝さん(38)・美幸さん(34)夫妻は福岡市から移住。政孝さんはIT関係の仕事から転じました。何もかも初めての1年目とは違い、2年目は収量アップが見込めるなど手ごたえを感じてもいます。「まだ、これでようやくスタート地点に立ったところ。でも今は、楽しみのほうが大きいですね」と、力強く語りました。