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- 暗闇の中、収穫/スイートコーン出荷ピーク
宮崎県のJA尾鈴管内で、スイートコーンの収穫がピークを迎えています。JA総合選果場には連日6000ケース(1ケース4.5キロ、13本程度)が出荷され、関東や関西を中心に全国へ送られます。6月末まで出荷は続き、今年度は450トンの出荷を見込んでいます。
管内の川南町で3.8ヘクタールを栽培するスイートコーン部会の長友隆幸部会長は「新型コロナウイルス感染拡大が価格に与える影響について不安はあるが、スイートコーンの品質には自信がある。例年より4、5日遅く収穫が始まったが、じっくり育った分、糖度も乗って品質は上々。収量も増えそうだ。」と話します。
今年度、部会では60人が42ヘクタールに作付け、4月15日から出荷を始めました。品種は主に「ゴールドラッシュ」で、糖度は15度前後に仕上がりました。
スイートコーンは太陽が昇って温度が高くなると、実に蓄えた糖分が失われ糖度が下がってしまいます。そのため部会員らは朝採りにこだわり、まだ真っ暗な早朝3時、4時からヘッドライトをつけて収穫。すぐに選果場へと出荷し真空予冷を行うので、鮮度・甘さとも抜群です。