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- 地域医療の緊急時に備え調印式
JA宮崎中央は5月21日、宮崎市と公益社団法人宮崎市郡医師会と、防護服提供及び供給に関する協定の締結調印式を行いました。JAは農業用資材のマルチフィルムで医療用防護服を作り、200枚の防護服を寄贈しました。
新型コロナウイルスへの対応から全国的に防護服が不足する事態が生じました。このため、今後起こりうる緊急事態に備え、医療体制確保のため協定を締結するに至りました。これはJAが製作した防護服を宮崎市が買い取り、市郡医師会へ提供を行う仕組みです。
同JAの栗原俊朗組合長は「この事態の中、農畜産物の消費拡大など市民の方々に協力いただいた。私たちJAにできることを考え、感謝を込め製作に取り組んだ」と話します。式では市郡医師会の川名隆司会長が防護服を試着。「軽くて動きやすく、機能的に優れている」と述べました。