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甘~いカボチャできました/「くりあじ」収穫

【JA延岡】

 延岡市細見町の安藤宏さん(78)、節代さん(75)夫妻は6月5日から、クリのように甘いカボチャ「くりあじ」の収穫を始めました。例年より2週間ほど早い収穫に宏さんは「4月の少雨で病害虫もほとんどなく順調に生育した。質量ともに上々」と満面の笑み。収穫は8月末まで続きます。
 排水等の関係で今年から露地栽培(30アール)のみにしました。収穫は午前10時ごろから始め、現在は1日平均30~40個ほど。ピークの8月には100個を超えます。2~2.5kgが主流で大きいのは3kg以上になります。
 「くりあじ」栽培は17年目。2人とも元公務員。節代さんの定年退職を機に本格的に取り組むようになりました。宏さんは1999年度のJA延岡「いきいき農業塾」の卒業生。甘みを増し、大きさも均一化するため「1枝に2個」を徹底。床肥は5種類を配合したものを使用。収穫後は完熟度を高めるため自宅の倉庫で1週間ほど寝かせるなど工夫を凝らし、現在の「くりあじ」を完成させました。全量「ふるさと市場」などJAの産地直売所に出荷するが、こうした努力が実りファンが多く「安藤さんのくりあじ」は大人気。
 10月中旬から11月下旬にかけて収穫できるよう6月下旬にも苗を植える計画。「皆さんから『おいしい』と言ってもらえるのが何よりうれしい。元気な間は頑張って作ります」と笑顔を見せる夫妻です。


収穫に励む安藤夫妻

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