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- 2019年産単価アップ/外出自粛で宅配需要伸びる
JA尾鈴ピーマン部会は6月26日、2019年度総会を開き、部会員や関係者ら40人が出席しました。
19年度実績は数量431トン(前年比102%)、売上金額は約1億7430万円(同112%)と、好成績だった前年をさらに上回りました。
要因としては、主な販売先である生活協同組合関係が、コロナの外出自粛で宅配の需要が1.5~2倍へ増加。また、部会が手がける「さららピーマン」に、19年11月から栄養機能食品(ビタミンC)表示がされるようになったことも消費者への強いアピールとなりました。
JAグループ宮崎が取り組む「所得アップGO!GO!テン+(プラス)」運動の目標達成へ向け、2020年度も収量目標を10アールあたり13トンに決めました。「トウガラシマイルドモットルウィルス(PMMoV)の根絶」を最重点取り組みとします。
また今年度は新たな部会員を迎えます。管内の川南町とJAとで新規就農を後押しする「川南町トレーニングハウス農業研修」での研修を終えた3戸(4人)で、福岡市、横浜市、宮崎市からの30~50代の移住者です。部会を挙げて彼らを全面的にサポート、現地検討会などを随時開いていきます。
総会では役員改選も行われ、新部会長に吉玉一敬さん、副部会長に網代恵規さん(留任)、会計に中西道生さんを選出。
吉玉新部会長は「部会員には、何はともあれ体には気をつけてほしい。新しく加入した若い世代の人たちの考えと、ベテラン部会員の経験と知恵。お互いに刺激し合いながら、部会をさらに盛り上げていきたい」と抱負を語りました。