
JA尾鈴は7月31日、JA中央事業所ライスセンターで2020年産「コシヒカリ」の初検査式を開き、26人が出席しました。初日は約59トンが検査されました。
稲刈りが始まったのは23日。今年は梅雨明けが大幅に遅れたため、例年に比べ5日ほど遅い検査となりました。検査員たちは、フレコンバッグで持ち込まれた米を専用の分析器を使って水分率などを計測。等級を判定しました。
JA尾鈴・本多久巳典組合長は「しっかり検査をしていただき、尾鈴の米のさらなる品質向上を図ろう」と激励しました。
検査にあたった宮崎県JA農産物検査協議会・山本邦紘事務局次長(75)は「長い梅雨が明けた後、急に気温が上昇したが、大きな影響はないようだ。ただ、カメムシの被害が少し出ている。尾鈴の米として品質をそろえるために、しっかり検査して出荷することが大切だ」と話しました。
