
JA尾鈴花き部会は7月21日、本所大会議室で19年度総会を開き、部会員、行政、JA担当者ら40人が出席しました。
19年度は数量491万7000本(前年比82.4%)、金額約1億7045万円(同88.6%)と前年を下回りました。
門田守生部会長は「今年度も品評会には積極的に参加していきたい。若い世代の力を借りてSNSで情報発信するなど、私たち産地と消費者を結びつける工夫も必要だ。コロナの影響がいつまで続くかわからないが、皆で知恵を出し合い乗り切っていこう」と呼びかけました。
19年度、スイートピー専門部では順調に生育し、11月中旬から出荷開始。しかし3月に入り新型コロナウイルスの影響による学校休校、イベント自粛など花の需要が全国的に大きく落ち込み、上位等階級品だけの出荷となりました。20年度は予約相対販売や契約販売の強化に取り組みます。
菊専門部では、病害虫防除が徹底され被害を最小限に抑えました。だが、やはり新型コロナによる需要落ち込みのため、出荷数量の大幅な減少を余儀なくされました。20年度は高品質生産と安定出荷を目指します。
切り花専門部では、計画どおりに作付け。バラは切り花本数の多い品種に改植をし、出荷量増。20年度も引き続き、切り花本数の増加による収益の向上と高品質生産に取り組みます。
また、19年度収支決算、20年度収支予算案などを承認。成績優秀者の表彰も行われました。表彰者は次のとおり。
◇19年度花き部会表彰者▽総合の部=黒木正光、河野正志▽単位収量の部=伊波寛、新名加津代▽経済連特別賞=河野豊
◇みやざき花の祭典2020花き展示品評会▽金賞=黒木正光(スイートピー、ロイヤルホワイト)、河野正志(同、ハスキー)▽銅賞=黒木芳文(スイートピー、ロイヤルホワイト)、瀧本正信(同、しらたき)
