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- 肉用牛繁殖基盤強化加速化事業1400万円/口蹄疫から10年、終息後導入牛の更新に追加支援

口蹄疫終息後に導入支援事業等で導入した牛が10歳となり繁殖牛の更新時期を迎えます。JAこばやしは小林市・高原町と連携し、繁殖素牛の導入と自家保留、JA宮崎経済連及びJAこばやし繁殖センターからの初妊牛導入に対して一頭あたり一律5万円の助成を行うことを決定しました。
口蹄疫終息から10年。当JA管内の牛郡改良・更新の加速化を進め強固な地域内一貫体制の構築を図ることを目的としています。
導入及び自家保留については、小林地域家畜市場の子牛セリ市に上場された「次世代雌牛」で、令和2年8月~12月期の子牛セリ市開催日までの約210頭の更新を見込んでいます。初妊牛については、JA宮崎経済連及びJAこばやし繁殖センターが実施する譲渡牛のみが対象で、令和2年4月~12月までの約70頭を見込んでおり、追加支援の総事業費はおおよそ1400万円にのぼる予定です。
当JAは「新型コロナ緊急支援対策」として宮崎牛ロース消費拡大、肥育農家への肥育牛導入に対して緊急支援など総額4300万円の支援を講じてきました。
JAこばやし入佐美昭組合長は「これまで当JAは、宮崎牛が全国和牛能力共進会において、3大会連続で内閣総理大臣賞獲得に貢献するなど畜産王国宮崎の礎を築いてきた。今後も、優れた繁殖牛を残し、西諸地域の繁殖基盤の強化を図っていきたい」と話しました。