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- 都農ワイン/20年度醸造スタート
宮崎県都農町のワイナリー・株式会社都農ワインは8月8日、2020年度のワイン醸造をスタートしました。
新型コロナの感染拡大防止のため、来賓を招いての醸造式は行わず、社員ら16人が今シーズンの作業の安全を願う神事に臨みました。その後、ブドウの房から実を取る除梗機にキャンベルアーリーがかけられると、周囲は甘い香りに包まれました。
都農ワインでは地元産ブドウを100%使用。JA尾鈴ぶどう部会のキャンベルアーリー、マスカットベリーA、サニールージュなど約210トンを仕込み、ボトル21万本(1本750ml)の製造を見込む。窒素ガスを使う最新鋭の搾汁機を昨年導入し、さらに品質アップしています。
今年の新酒解禁は10月17日。新酒を楽しむ収穫祭「ハーベストフェスティバル」の開催は未定です。
小畑暁社長は「収穫祭の開催は厳しいかもしれない。だが、心配していた長梅雨の影響もなく、ブドウの仕上がりはすごくいい。今年のワインも味、香り、ともに期待できる」と話しました。