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都城産ヘベス初出荷

【JA都城】

 宮崎県のJA都城が、2018年から新たな果樹生産品目のひとつとして導入を進めてきた「ヘベス」の初出荷が8月17日、JA野菜集送センターでありました。都城産ヘベスが出荷されるのは初めてです。3年がかりで本格出荷にこぎ着けた関係者は「都城の新たな特産品に」と期待を寄せます。
 ヘベスは青々とした果皮と、まろやかな酸味と香りが特徴の香酸かんきつ類で原産地は宮崎県日向市。
 同JAでは、ブランド保護などの観点から宮崎県日向市など特定の地域でしか栽培できなかったヘベスが、2018年から宮崎県全域へ栽培可能区域が広げられたことを受け、都城地域を新たなヘベスの産地とするために管内の農家に導入を呼びかけてきました。現在19戸が約2.9ヘクタールを栽培しています。
 初出荷が行われた17日は、約150キロが持ち込まれ、作業員が傷や色ムラなどがないか一つひとつ確認しながらパック詰めを行いました。今年度は、9月末までに約2~3トンを関東の市場や地元市場に出荷する見込みです。。
 JAの担当者は「地元の人にもどんどん消費してもらい、いつかは都城を代表する品目になればうれしい」と話しました。


一つひとつ丁寧にパック詰めされるヘベス

 

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