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復興に向け、決意新たに/口蹄疫合同慰霊祭

【JA西都】

 JA西都と西都市は8月20日、畜産センターで口蹄疫合同慰霊祭を開き、関係者ら約30人が出席しました。神事と慰霊式典が行われ、同市で犠牲となった約2万頭の家畜へ祈りを捧げました。出席者全員で、口蹄疫からの復興、畜産の振興に向け、決意を新たにしました。
 壹岐定憲組合長は「JAや農家、行政が一体となって畜産の振興を目指していくことが、一番の慰霊となる。いつ、どこで発生してもおかしくない。防疫を徹底してほしい」と呼びかけました。西都市の押川修一郎市長は「口蹄疫が終息して10年を迎えたが、口蹄疫の記憶を風化させてはならない。これまで以上に連携を強めて二度と発生しないように努めていきたい」と話しました。
 現在のJA西都管内の復興率は、農家戸数で56%、頭数ベースで130%となっている。


畜魂碑に祈りを捧げる壹岐組合長

 

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