
延岡市の西階幼稚園(穴井誠二園長)の園児46人と南方小学校(柳瀬智文校長)の5年生118人は9月29日、互いに協力してサツマイモ掘りを体験しました。
食農教育のひとつとして野田3丁目の農家の甲斐俊行さん(75)が同校近くの畑(2アール)を開放し、2007年から毎年行っています。苗植えから園児たちに体験させており、今年は6月5日に苗350本を植えました。品種はベニアズマ。生育が早く、今年は例年より1カ月ほど早い収穫となりました。
園児たちは、お兄さん、お姉さんたちの協力を得てイモを掘り出しました。土の中から大きなイモが顔を見せるたびに大喜び。収穫量は昨年より30キロ多い180キロもありました。
収穫したイモは全員にプレゼント。佐藤凛さん(10)は「土の中のおイモを見つけたときは嬉しかった。焼イモにして食べます。自分たちが育てたおイモなので楽しみです」と笑顔で話しました。
