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- 農家として第一歩/第1期卒業生が初の定植/川南町トレーニングハウス農業研修

JA尾鈴管内の川南町坂の上地区のハウスで10月1日、今年新たに就農した保坂政孝さん(39)、美幸さん(34)夫妻が特別栽培「さららピーマン」の定植を行いました。
2人は、2018年に開講した「川南町トレーニングハウス農業研修」の第1期卒業生です。川南町とJA尾鈴、宮崎県が連携して新規就農を後押しする2年間の同研修を今年6月に修了しました。
修了後に同JAの子会社(株)アグリトピアおすずから20アールのハウスを借りて、これが初めての定植。ピーマン農家として第一歩を踏み出しました。
政孝さんは「多くの方に支えられて、ようやくここまでたどり着いた。研修とは違って、例えばこの定植も、いつ植えるかを自分たちで決めなければならない。来年6月の収穫終わりまで、今季を無事に乗り切るのが目標」と力強く語ります。「いざ2人で独立となると身構えたが、日々大きくなる苗を見ていたら不安は消えた」と美幸さんも笑顔でした。
