
延岡市南方小学校の3年生102人は10月21日、同校西側の畑(2アール)でJA延岡のブランド「空飛ぶ新玉ネギ」(トップゴールド)の苗2400本を植えました。
地元の農業、甲斐俊行さん(75)が食育活動のひとつとして自らの畑を提供し、JA南方支店と協力して毎年実施しています。今年で19年目になります。野菜など作物が、どのように生長していくのかという過程を学んでもらうのが甲斐さんの狙いです。このため苗植え、収穫だけでなく、その間の水やり、草取りなども児童たちに任せます。
甲斐さんや南方支店の高橋勇吉支店長らから「苗は優しく扱うように。2センチほどの深さまで土の中に入れてください」などと説明を受けた児童たちは、30センチほどの苗をていねいに植えていきました。
収穫は来年3月上旬の予定です。甲斐さんが「これからは生長過程をしっかり観察してほしい。皆さんも玉ネギに負けないよう成長してください」と呼びかけると児童たちは「ハーイ」と笑顔で応えていました。
