
JA宮崎経済連は10月29日、JA・AZMホール(宮崎市)にて「令和2年度宮崎県JA花き協議会女性部研修会」を開催しました。同研修会は、県内全域で様々な品目が栽培されている本県において、品目を超えた県内花き女性生産者の意識向上を図ることを目的に毎年開催されています。
はじめに、宮崎県JA花き協議会の西岡久喜会長が「現在、花き業界は新型コロナウイルスの影響を大きく受ける中、新たな需要も生まれている。これを活かし、関係機関や生産者一丸となって生産強化に繋げたい」と挨拶しました。
その後、一般社団法人日本ほめる達人協会宮崎支部小澤充寛支部長による「みんなで褒めれば世界が変わる!~『ほめ達』の魔法~」と題した講演会が行われました。グループワークや動画を使用したクイズなどが盛り込まれ、小澤支部長による軽快なトークに参加者らは終始笑顔で講話に聞き入っていました。
その後、実際に花きに触れる研修を行うことで消費者の立場になって品質を評価する機会を作ろうと、フラワーアレンジメント講習も行われました。宮崎市内の花屋「スイッチボードフラワーズ」の比江島拓郎氏を講師に招き、県産花を使ったアレンジメントの制作に取り組みました。
JA宮崎経済連営農振興課の長谷川哲司職員は「日頃の作業などを忘れて1日楽しんでもらうことで今後の活力にしてもらいたい。またアレンジを体験することで実際に花の使い勝手やトレンドを知ることができて良い機会となった。今後もこのような取組みを行うことで、県内の花き生産者のためになる研修を企画していきたい」と話します。
