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- コロナに負けるな/保育所にうがい茶贈る/延岡茶生産組合
コロナやインフルエンザに負けない強い子に―とJA延岡の延岡茶生産組合は11月12日、延岡市恒富町の恒富保育所に「うがい茶」(番茶)を贈りました。番茶は殺菌作用の高いカテキンが多く含まれることから「うがい茶」として同組合員が持ち寄りました。
贈呈式には稲田雅之組合長と緒方武彦副組合長が出席。200キロ超を贈る予定ですが、この日は稲田組合長が一部の3キロを同所の柳瀬保子所長に手渡しました。63人中最年長の12人がさっそく熱湯を注いで水でぬるくした「うがい茶」でうがいをしました。初めての体験に戸惑いながらも「にが~い。でも気持ちよかった」と評判は上々。
同所の柳瀬保子所長は「コロナで子どもたちもうがいや手洗いに感心を持つようになった。さまざまな対策を講じているが『うがい茶』の贈呈を機にさらに予防を徹底したい」と感謝しました。
稲田組合長は「薬ではなく自然で育ったお茶でのうがいは保護者の方も安心するのでは。東保育所にも贈ることにしているが小学校や中学校などへの贈呈も検討したい」とした上で「子どもたちがお茶に親しんでくれることを願っている。これを機にお茶の効能を多くの人に知ってもらいたい」とお茶の需要回復にも期待します。