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- 贈答用高級かんきつ/「すずっこ」出荷始まる
JA尾鈴温室みかん研究会は12月3日、年末年始の贈答用として人気の高い尾鈴特産のかんきつ「すずっこ」(品種・天草)の出荷を始めました。
川南町登り口地区の12アールのハウスで、20年栽培している上村司さん(79)は、連日150キロのペースで出荷。「今年は台風の被害もなく、好天に恵まれた。玉太りもよく糖度が乗って、上々の仕上がり」と話します。出荷は12月下旬まで続き、研究会では2020年度、3.5~4トンを見込んでいます。
温州ミカンと清見を主に交配した「天草」は、濃いオレンジ色で皮が薄く、甘くて果汁がとても多いのが特徴。収穫したうち、大きさ・色・形・糖度の基準をすべてクリアした上質のものだけが、尾鈴の「鈴」から名付けた独自ブランド、尾鈴温室オレンジ「すずっこ」として出荷されます。
小売価格の目安は、8~12個(2.5キロ)入った化粧箱が今年は3000円から。