完熟きんかん「たまたま」解禁

【ＪＡ宮崎経済連】

　宮崎県が生産量日本一を誇るきんかん。そのブランドである完熟きんかん「たまたま」の販売が14日に解禁されました。
　完熟きんかん「たまたま」とは、開花から210日間を目安に樹上で完熟させ、糖度16度以上、直径2.8センチ以上の基準を満たすきんかん。中でも、糖度18度以上、直径3.2センチ以上のものは、最高級の「たまたまエクセレント」の名前で販売されます。
　宮崎中央卸売市場（宮崎市）で行われた初競りでは、1箱（3L、1キロ）が10000円で競り落とされました。
　今期の作柄は、生育期の天候が良く、順調な仕上がり。県内12ＪＡの246戸が生産し、1233トンの出荷を見込みます。
　そして、ビタミンC・Eの栄養機能食品として販売を始めて今年で3年目を迎えました。近年の健康志向への高まりにマッチした商品としても注目を浴びています。
　ＪＡ宮崎経済連販売流通課の担当者は「栄養機能食品としても注目を集めている『たまたま』を食べて、寒い冬を乗り切ってほしい。また大切な方への贈り物としても是非ご利用いただきたい」と話します。
　また、経済連では今回の「たまたま」の解禁に合わせて、園芸部のLINE公式アカウントで「たまたま」の特別販売とレシートキャンペーンをスタート。「たまたま」を買ったレシートを使って、LINEアカウントから応募すると、宮崎牛が当たるというもので、3月15日まで実施する予定です。