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特定技能制度を活用し/宮崎⇔北海道で通年雇用モデル事業

【JA尾鈴】

 JA尾鈴の子会社(株)アグリトピアおすずでは1月7日、特定技能制度を活用してベトナム人2人を受け入れました。
 「特定技能」は2019年4月に新設された1年間の在留資格で、最長5年間まで更新できます。また、周年雇用の技能実習制度とは違い、1年間のうちに受け入れ先を変更することも可能です。そのため、農繁期が異なる産地間でのリレー雇用をすれば、通年で働く環境を構築できます。
 その利点を活用し今回受け入れたチャン・ヴァン・クエンさん(26)とファム・ヴァン・チュンさん(25)の2人は、冬春期にJA尾鈴管内で園芸作物の収穫などを行い、夏期には北海道で農作業に従事する予定です。
 この取り組みは特定技能外国人の短期間就労モデル実証として宮崎県の支援を受け、JA宮崎中央会との連携によって実現しました。農業労働力確保の一助として、今後、県の内外を問わず農繁期の異なる産地との連携の拡大が期待されています。


1月7日の受入式。前列中央2人が特定技能外国人

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