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- 宮崎県農産園芸特産物総合表彰/JA西都ズッキーニ部会/よりよいズッキーニ生産を目指して
JA西都ズッキーニ部会は2月9日、「令和2年度宮崎県農産園芸特産物総合表彰」において知事賞と農林水産省九州農政局長賞を受賞しました。例年であれば、宮崎市で表彰式が行われますが、新型コロナウイルス感染症防止のため、同部会の三浦喜和部会長のハウスで表彰状が授与されました。
2014年にズッキーニ研究会を設立し、翌年15年に同部会が発足。1982年頃の栽培開始当初は地這い方式で栽培していましたが、果実に傷が付くなどの課題があり、89年頃からつり上げ方式で行ってきました。すると、色付きが良くなり、品質向上及び収量増につながりました。ズッキーニは、他作物と比較すると、経費が抑えられ、栽培にも取り組みやすいことから、部員は年々増加し、現在110名の生産者が同部会に所属しています。
また、同部会は数年前から野菜ソムリエと協力し、市内小中学校への食育活動や県外への販促・フェアなどによりPR活動を行っています。このような地域の産地づくりに積極的に取り組んでいることなどが評価されての受賞となりました。
三浦部会長は「ズッキーニの知名度を上げるために、今後も新たな料理紹介や販売促進を積極的に行いたい」と語りました。