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- 28人が受講、いきいき農業塾始まる、3分の2は女性
JA延岡は2月16日、2021年度いきいき農業塾の開講式を本店大ホールで開きました。今年度は門川町や日之影町など延岡市外を含め28人が受講。うち女性が19人と3分の2強を占めた。受講生は12月までの11カ月間にわたり土壌消毒、施肥、病害虫防除から種まき、苗植え、収穫などの基礎知識を習得します。
同塾は担い手育成を目的に1999年度から宮崎県と延岡市の協力を得て実施。これまでに延べ772人が卒業している。うち約3割が「ふるさと市場」などJAの産地直売所等に出荷するなど着実に実績を挙げています。
楠田富雄組合長は「基礎知識をしっかり習得していただき農業への理解を深めてもらうのが農業塾の狙い。コロナ禍等で厳しい環境は続きそうだが、研鑽を積んで基礎知識、技術を身に付け充実した1年になることを願っています」とあいさつ。
宮崎県東臼杵北部農業改良普及センターの伊木信仁所長も「今年は農業の楽しさ、難しさを実感する1年になると思います。中身の濃い研修となっているのでしっかり学んでください。修了したあかつきには産直市場などに出品し、販売にも挑戦していただきたい」と激励しました。
終了後は3班に分かれて班長、塾長など決めました。
班長、塾長は次の通り。敬称略。
▽1班=黒木二三夫(春日町)・塾長
▽2班=酒井幸雄(大野町)
▽3班=工藤千草(富美山町)