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JA尾鈴ピーマン部会 軽トラ市出店 地元へおいしさアピール

【JA尾鈴】

 JA尾鈴ピーマン部会は2月28日、管内の川南町で毎月開催される名物朝市「トロントロン軽トラ市」に出店。特別栽培「さららピーマン」のPR販売を行いました。
 部会は3年前からほぼ毎回出店しています。吉玉一敬部会長(38)は「部会がつくるさららピーマンは契約栽培のため、ほぼ全量が関東や東北など県外へ出荷される。地元で買えるのはJAの直売所、おすず村だけ。さららピーマンのおいしさを、地元、宮崎の人たちにもぜひ知ってもらいたい」と出店への思いを語ります。
 コロナの影響で軽トラ市も昨年は8カ月間休止、1月も宮崎県の緊急事態宣言発令のため再び中止に。来場者はコロナ前より相当少ないが、2カ月ぶりの開催に約4000人の人出がありました。
 この日に用意した40キロ(250グラム入り×150袋)は、朝8時の開始から3時間半で完売しました。
 宮崎市内から訪れたという50代の夫妻は2袋を購入。「苦味が少ないの? レシピもついているみたいだから、早速、作ってみよう」と笑顔でした。
 同部会が手がける「さららピーマン」は減農薬・減化学肥料の特別栽培農産物。生で食べても苦味やクセが少ない。2020年度は16人が5.4ヘクタールで栽培。収穫は6月上旬までの予定で出荷量約505トンを見込んでいます。


店頭に立つ吉玉部会長(右)、網代副部会長(左)

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