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リアルタイム診断で迅速対応 営農指導員研修会実施

【JA宮崎経済連】

 JA宮崎経済連は11日、県下JAの営農指導員を対象としたリアルタイム診断研修会を開きました。研修会には、宮崎県、県内6JA、(株)ジェイエイアグリシードから計8名が参加しました。
 これは、リアルタイムに作物体や土壌を診断分析する事で、より的確な施肥指導を行い生産者の収量増加や経費節減につながることを期待し、営農指導員の技術向上を目的に毎年開催されています。
 研修会では、宮崎県農業支援課 専門技術指導担当副主幹の杉田浩一氏よる「土壌及び植物体のリアルタイム診断の手順と管理方法」についての講義後、リアルタイム診断の実習が行われました。
 作物体分析の実習ではピーマンやきゅうり、ベビーハンズなどの葉柄から汁液を絞り、硝酸イオン濃度を測定。基本的な機械の操作方法から診断分析をする上での注意点やポイントなどの指導を受けました。その後の土壌分析の実習では、土壌溶液を用いて機器での分析を体験。参加者らは、互いに機器の操作方法などを確認し合いながら、実習に取り組んでいました。
 経済連営農振興課の担当者は「今年はコロナ禍の中で延期となっていたが、今回実施できてよかった。しっかり学んで頂き、現場に活かしていただきたい」と語ります。


リアルタイム診断実習で計測を行う講師と参加者ら

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