
JA宮崎経済連は8日、2021年産の「みやざき茶」の祈願祭および初入札会を宮崎市の経済連茶流通センターで開催しました。
入札会の前には茶の高値取引を願う祈願祭が行われ、経済連の坂下栄次代表理事会長らが玉串を奉納しました。
初入札会では、県内4JA(宮崎中央・児湯・尾鈴・西都)から計44点、2,048キロが出荷され、県内の経済連茶指定商社13社が、会場に並べられた茶葉を一点ずつ、香りや味などを確かめながら入札を行いました。
最高値は1キロ20,008円と、近年では最も高い値をつけました。
経済連米穀特産課の担当者は「本年産は気候にも恵まれ霜の影響も受けず順調に生育しており、味・香りともに優れたお茶に仕上がっている。自宅で過ごす時間が増えている中、消費者の方々には生産者が丹精込めて栽培、製造した宮崎県産の新茶をぜひ味わってほしい」と語りました。
初入札会で落札された荒茶については茶商による仕上げが行われ、順次新茶として販売が開始されます。
