
JA延岡和牛部会は23日、延岡市柚の木田町の東海畜産管理センターで畜魂祭を開きました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため同部会の栁田裕則会長、JA延岡の楠田富雄組合長ら10人ほどの少数で実施。出席者は畜魂碑に焼香し、畜産農家を支える牛たちに感謝の祈りを捧げました。
栁田会長は「ねんごろに弔っていただき心がすっきりした。鎮魂するのはわれわれの使命」と畜魂祭の意義を訴えました。
畜魂祭と併せて同部会は通常総会を書面議決で行いました。今年度は母牛管理を徹底して平均分娩間隔395日(昨年度は417.5日)を目標に掲げました。また、任期満了に伴う役員改選では現役員全員が留任となりました。栁田会長は「コロナ禍が収束したら直ちに研修会や視察などを行い技術向上、世代間の交流を図りたい」と意欲を見せました。
同部会の会員は61戸、飼養頭数は621頭(1月31日現在)。
