
JA延岡の北方町和牛振興会は5月24日、町農林産物集出荷場で2020年度通常総会を開きました。優良生産者の表彰式では優秀な成績を収めた4人に賞状とトロフィーを贈りました。
任期満了に伴う役員改選では下曽木地区の甲斐正人会長を再選しました。甲斐会長は「ウイルスの侵入や疾病の対策として消毒用噴霧器を導入した。有効活用して飼養管理の徹底に努め一年一産を目指したい」と増頭に意欲を見せました。任期は2年。
総会の後には同集出荷場横の畜魂碑前で畜魂祭を行い生産者の生活を支える牛たちに感謝の意を捧げました。コロナ感染防止のため総会、畜魂祭ともにマスク着用、消毒の徹底など万全の対策を講じ、最少の人数で行いました。
同振興会の2月1日現在の会員数は73戸、飼養頭数は541頭。
表彰された優良生産者は次の通り。敬称略。かっこ内は成績・地区。
▽雌子牛最高価格表彰=橋倉裕(135万1000円・駄小屋)
▽去勢子牛最高価格表彰=山田誠(100万1000円・小中尾)
▽生産効率優良者表彰=松井康(分娩間隔335日・岩屋ヶ平)
▽宮崎県供用種雄牛功績者表彰=甲斐勝喜(三ヶ村)
