
川南町の公益社団法人尾鈴農業公社は6月1日、「スカイテックアカデミー西日本宮崎尾鈴校」を6年ぶりに開講しました。無人ヘリオペレーターの免許取得のため受講生4名が西日本スカイテック(株)の指導の下、13日間実技と座学の講習を受けます。
開講式では公社の藤本幸信事務局長(61)が「講習生の皆が無事合格し防除に参加してほしい」と話しました。
受講生でJA尾鈴青年部の河野裕介さん(26)は「3年前からヘリ防除の補助をしているが自分で操縦してみたいと受講を決めた。オペレーターの高齢化もあり若手農家の免許取得で地域農業の役に立ちたい」と意気込みを話しました。
公社では無人ヘリ水稲防除を行っており今年度の申込面積は約530ヘクタール。防除期間は6月中旬から7月末までの見込み。免許を取得したアカデミーの修了生はさっそく今年からオペレーターとして防除にあたります。
