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- 生産者が高校生へお茶の淹れ方教室
田野町茶業振興会と同振興会の女性生産者を中心とした「乙葉会」は22日、高校生を対象にお茶の淹れ方教室を開きました。日南学園高等学校宮崎穎学館の1年生40人が参加し、茶生産者6人が美味しいお茶の淹れ方を指導しました。
乙葉会の黒木千保子会長が田野町のお茶の種類や歴史や成分、美味しく淹れるコツや飲み方を説明。「一番茶」を実際に急須で淹れる体験、水出し茶や日向夏、胡瓜を入れたお茶の試飲を行いました。
参加した学生らは普段急須を使ってお茶を淹れることはほとんどないと言います。自分の淹れたお茶を飲むと「お茶の甘味がすごく分かる。美味しい。」「今まで知らないことばかり。家に帰ったら家族に淹れたい」と感想を話しました。
黒木会長は「若い子の将来役に立つ教室と感じている。今回の教室を生かして気持ちを込めてお茶を淹れてほしい」と話します。
学生には学校から急須、生産者から茶葉が用意され各自が家に持ち帰りました。
同様の教室は地元の小学校でも開催しており好評です。