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甘~いカボチャ/「くりあじ」収穫始まる

【JA延岡】

 延岡市細見町の安藤宏さん(79)節代さん(76)夫妻は、カボチャ「くりあじ」の収穫に追われています。病害虫も少なく順調に生育し、例年並みの6月10日から始まりました。8月末まで続きます。
 昨年から露地栽培(25アール)のみで栽培。収穫は午前中に行います。現在は1日平均20~30個ほどですが、最盛期の8月には50個以上になる。大きさは2~2.5キロが主流。全量を「ふるさと市場」などJA延岡の産地直売所に出荷します。「皆さんが『おいしい』と喜んでくれるのが何よりうれしい」と夫妻。
 栽培歴18年。2人とも元公務員。節代さんの定年退職を機に本格的に取り組むようになりました。宏さんはJAの「いきいき農業塾」で学んだ知識を生かし、さまざまな工夫を凝らし栽培してきました。
 甘みを増し、大きさを均一化するため「1枝に2個」を徹底。床肥は5種類を配合したものを使用。さらに完熟度を高めるため収穫後1週間ほど寝かせるなどして現在の味を完成させました。
 7月上旬にはトウモロコシの収獲も始まりました。「今はやりのスイートコーンでなく、もちもちした昔ながらのトウモロコシだが最近は結構人気がある」と農業を楽しむ2人です。


くりあじの収獲に励む安藤さん夫妻

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