
宮崎県のJA都城へべす生産部会の野上羊一部会長ら3人は7月28日、JAの久保順一組合長と都城市の池田宜永市長を訪問し、7月に出荷が始まったハウスヘベスを贈呈しました。
JAは、2018年から都城地域を新たな産地とするために管内の農家に導入を呼びかけ、ハウスものは今年初出荷を迎えました。
贈呈式では、箱詰めされたヘベス1ケース(1キロ入り)を久保組合長、池田市長にそれぞれ贈りました。
野上部会長は「ハウスヘベスは初収穫であったがしっかり量を採ることができて良かった。ヘベスは甘味と酸味のバランスが良く、焼き魚やフライ、牛肉にかけてさっぱりと食べたり、はちみつと炭酸水と一緒に混ぜて飲んだりと様々な用途がある。もっと地元でもPRし、知名度を広めていきたい」と話しました。久保組合長は「香りが良く、さっぱりとしており、夏に適した果物。一度購入すれば良さが分かるため、今後は宮崎ブランドの1つとして県内外の多くの消費者にPRしてほしい」と期待を寄せます。
ヘベスは、宮崎県日向市原産の青々とした果皮とまろやかな酸味や香りが特徴の香酸柑橘。現在、JA管内で16戸が約3ヘクタールで栽培しています。
