
西都市は7月29日、西都市役所議会委員会室にて、西都市農業功労賞表彰式を開催。同市鹿野田の守永俊一さん(76)が受賞しました。長年に渡り、農業生産振興に励むとともに、西都市の農業後継者の育成に取り組んだことなどが評価されました。JA西都からも感謝状が贈呈されました。
守永さんは高校卒業後、西都市農業協同組合(現在のJA西都)に入組。新規就農者や後継者の育成に携わりました。2000年からは中型カラーピーマン栽培の普及に取り組み、市の施設園芸を支える主要作物にまで拡大するなど38年勤務しました。退職後は宮崎県立農業大学校やJAのトレーニングセンターで新規就農者育成に貢献。現在は自らも農業を営んでいます。
JAの壹岐定憲組合長は「施設園芸の先駆者として市のみならず宮崎県の園芸振興に寄与して頂いた。今後も生産者や後継者支援をしてほしい」と祝辞を述べました。
守永さんは「受賞を受けて身に余る思い。西都市の園芸を盛んにしたいという思いで今まで取り組んできた。これからも農業に携わり市の農業を支えていきたい」と話しました。
