
宮崎ブランドポーク普及促進協議会(事務局=JA宮崎経済連)は、宮崎ブランドポークの個別銘柄のうち、10銘柄について、風味や食感などそれぞれの特徴を明確にするため「QDA法による官能評価試験」を行いました。結果を同協議会のホームページの特設ページや銘柄ごとのリーフレットで公表しています。
これまで安全・安心で多様な豚肉を宮崎ブランドポークの個別銘柄として認定してきました。次のステップとして銘柄ごとの特徴を消費者に分かりやすく伝えるために取り組みました。
それぞれの銘柄について、オーブンで焼いたロース部分を選抜されたパネリストが試食し、特徴を抽出、数値化する官能評価試験を実施。甘味や塩味などの「質」とその質の強さの「強度」を評価するQDA法を用いた。その結果から10銘柄間での「食感」と「後味」をマップ化することで、特徴を視覚的に分かりやすく表現し、消費者に好みの銘柄を選ぶ楽しさを提供することを実現しました。
経済連養豚課の担当者は「官能評価によって、消費者が自分好みの味を見つけられるようになった。贈答の際にもぜひ役立ててほしい」と話しました。
▼個別銘柄10種=愛豚隊・おいも豚・かんしょ豚・観音池ポーク・はざまのきなこ豚・日向へべす豚・まるみ豚・美咲豚・宮崎きれいポーク・宮崎米寿ポーク
