
JA尾鈴ぶどう部会キャンベル専門部は7月下旬「キャンベルアーリー」の初出荷を迎えました。出荷初日は930ケース(1.3キロ入り)を北海道に向けて出荷しました。
7月上旬に川南町のJA総合選果場で開いた目揃え会には専門部員、ワイナリー関係者、JA担当者ら34人が参加。サンプルを全員で見て比較しながら、着色や房締などの品質基準や出荷要領などを再確認。専門部長の黒木崇広さん(38)は「2021年度は芽の出から開花まで10日早く、梅雨入りも早かったので悪影響を心配しましたが、着色や実太りが良く、糖酸バランスのいいものができた」と話しました。
キャンベルアーリーは中粒の黒ブドウで、こくのある甘さと香りが特徴。21年度、同専門部では、28人が15ヘクタールで栽培。収穫は8月中旬までで、生食用40トン、ワイン・ジュース用で147トンの出荷量を見込んでいます。
