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北郷地区で防除にドローンを導入

【JA日向】

 美郷町北郷の坂元地区営農組合の組合員グループ坂元ライスセンターでは、今年から稲の防除にドローンを導入しました。
 同町を含む県西北山間地区は2年連続で特A米を獲得し、ブランド認定された宮崎特選米の産地。同センターは1994年に発足し、田植えや稲刈り、籾摺りを請け負っています。これまで、防除時は地区外のヘリ防除に依頼していたが、急な病害虫の発生など、すぐに対応できない場合があることから独自にドローンを導入しました。
 導入したドローンは、20分の充電で約10分間使用可能。操縦は講習を受けたJA職員など4名が行い、使用する水田の形状によって、完全自動など4パターンの操縦方法を使い分けて散布します。
 同組合の和田茂会長は「ドローンの導入は地域から喜ばれている。今後も多くの地元農家の要望に応えられるように前向きに取り組んでいきたい」と話しました。


ドローンで薬剤を散布している様子

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