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特A目指して 生育状況を確認

【JAえびの市】

 えびの産米での特A獲得を目指すJAえびの市の稲作振興会は8月下旬、市内各地に設置する試験展示圃を巡回し、生育状況を確認しました。振興会の運営委員や展示圃を管理する農家ら9人が参加しました。
 同市は、えびの産米のブランド化に向け、日本穀物検定協会が主催する米の食味ランキングに2003年から出品を続けています。13年には特A産地化に向けたプロジェクトを立ち上げ、水の管理や収穫時期、乾燥の調整など試行錯誤とデータの蓄積を重ねてきました。その成果もあって、昨年はえびの市を含む霧島地区「ヒノヒカリ」が三度目の特Aを獲得しました。
 市内10か所に設ける展示圃は、稲作振興会の会員から特に食味のよい米を作る農家に協力をあおぎ、JAの指導のもと管理しています。
 水稲を担当するJAの内村直樹指導員は「今年は雨が多く日照時間が少なかったため心配していたが、どの展示圃もしっかり管理されており生育は順調。今年もいい結果を報告できればと思う」と期待を込めます。
 収穫は、このまま天候が安定していれば10月上旬頃と見込みます。


試験展示圃を確認する会員ら

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