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- 実証実験始まる 玉ネギ直播機 うね立て、施肥、播種を同時に 延岡地区営振協
県、延岡市、NOSAI、JA延岡などで組織する延岡地区営農振興協議会は9月から、うね立て、施肥、播種が同時にできる玉ネギ直播機の実証実験を行っています。市内9ヵ所の圃場(1.3ヘクタール)で10月中旬にかけて実施。作業工程がスムーズに進むかなどを確認します。
直播機はJA全農と農研機構(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)との共同研究の成果を農機メーカーが製品化したものです。作業の省力化、生産コストの削減が狙いです。同協議会は生産面積拡大による安定供給、農家の所得向上につながることを期待しています。またJAは、喫緊の課題となっている生産農家の高齢化、担い手不足への対策としても役立てたいと考えています。
直播機の具体的な活用方法については、実験結果を受けて今後検討します。