
JA宮崎経済連は17日、県下JAの営農指導員を対象とした土壌・肥料の研修会を開催。JAの営農指導員や関係者ら12名が参加しました。
営農指導を行う上で欠かせない作物生育障害や堆肥に関する知識の習得、診断技術の向上により指導員のレベルアップを図ることを目的に毎年開催しています。
研修会では、県専門技術センター専門技術指導担当の杉田浩一副主幹が「作物の生育障害診断法」と題し、生育障害の発生原因や対策などを説明。またJA宮崎経済連営農振興課の横山明敏技術主管が「堆肥の特徴と利用法」と題し、堆肥の施用効果や安全性をレクチャーしました。
経済連営農振興課の担当者は「今回の研修で様々な生育障害事例を提示したので現場でも活用してほしい。また良質な堆肥を適正施用することはSDGsの観点からも重要。同研修会を通してレベルアップし、生産者に寄り添える営農指導員として活躍してもらえると嬉しい」と語ります。
