
JA串間市大束女性部はこのほど、同JA本所敷地内に無人販売所「ヤマダイ やせばつけ」をオープンしました。女性部員の「自家菜園で作った野菜を販売できる場所がほしい」との要望を受け、JA関係者・女性部役員・出荷希望者らが5月下旬から検討会を重ね実現。店内には女性部員自慢のカンショやキンカン、お茶などの農産物、手作りのお菓子が並んでいます。
開設に当たっては販売所のスペースとするため、JAが倉庫としていた場所を職員総出で片付け、清掃し販売台を設置しました。JA全中が作成した「農産物直売所におけるHACCAPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書」を参考に準備をすすめ、日南保健所の食品衛生担当者を講師に、衛生管理や食中毒についての勉強会も行いました。
女性部活動の一環であるため出荷は女性部員に限定。それぞれが商品を持ち寄り自分で値段を決めます。
出荷者の1人は「毎日自分の野菜が売れているのを見るのが楽しみ」と嬉しそうに話しました。
店名の「やせばつけ」は「野菜畑」を意味する大束地区の方言。
