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「元気ばりばりじねんじょう」収獲始まる ゆうパックで全国へ 延岡市北方町

【JA延岡】

 延岡市北方町の特産、自然薯(じねんじょ)の収獲が11月中旬から始まりました。来年2月上旬まで続きます。
 町内の生産者6人でつくる北方町自然薯生産組合によると今年度の作付面積は96アール、5.6トンの収量を見込みます。
 同町の自然薯は白くて餅のような粘りが特徴。「元気ばりばりじねんじょう」のネーミングで毎年、日本郵政の「ゆうパック」を通して全国へ発送、高い人気を誇ります。
 同組合の組合員の同町笠下の甲斐操さん(76)は「今年は6月の長雨で生育が心配されたが、掘り出してみると生育は上々」とほっとした表情を見せます。延岡市の読谷山洋司市長に贈呈した際には「絶品です。ばりばり元気が出ます」と絶賛されました。
 連日、収穫に忙しい甲斐さんだが、土の中から1~1.5メートルの立派な自然薯が現れるたびに表情も緩みます。収獲した自然薯は洗って半日ほど天日干しにします。「ゆうパック」用とJA延岡の産地直売所「ふるさと市場」や同町の道の駅「よっちみろ屋」用に分別して出荷します。
 甲斐さんは2001年から栽培を開始。作付地を畑から田んぼに替えた08年ごろから品質、収量ともアップしました。今年は25アールを作付し、2トン(約5000本)の収量を見込みます。
 同組合では12月5日、「よっちみろ屋」で自然薯感謝祭を開きます。ゆうパック受付は同20日まで。


りっぱに生長した自然薯を手にご満悦の甲斐さん

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