
JA宮崎経済連や宮崎県などで組織する「より良き宮崎牛づくり対策協議会」は11月29日、延岡市の恒富小学校(鈴木泰昌校長、181人)で牛の授業「モーモー教室」を開いた。5年生33人がDVD「追跡!宮崎牛―おいしさの秘密」観賞や宮崎牛のもも肉と肩ロースの食べ比べなどを通して「農」と「食」への理解を深めると共に「命の尊さ」など学びました。
同教室は食育と消費拡大を目的に2011年度から県内の小学校を対象に始まりました。今年度は14校を予定しており、この日は5校目。児童たちは子牛が生まれて食卓に上がるまで3年半の年月を費やすこと。この間、多くの人たちの手によって愛情たっぷりに育てられることなどを知り、安全・安心の「宮崎牛」への関心度が高まったようです。
お肉の食べ比べではジュージューと立ち上る香ばしい香りに歓声が上がり、アツアツ焼きたてのお肉を口にすると「おいしい」と満面の笑みを浮かべていました。
藤本晴衣(きい)さん(10)は「せり市があることなど知らない事がたくさんあり勉強になりました。お肉は大好きなので、これからはいろいろな人に感謝して食べます」と笑顔で話しました。
終了後、JA宮崎経済連から人気キャラクター「キティちゃん」のステッカーとウェットティッシュがプレゼントされ児童たちは大喜びしていました。
