
延岡市北方町笠下の甲斐操さん(77)が自宅前に構える無人直売所が好評です。手間ひまかけた自慢のはざ掛け米(ヒノヒカリ)や自然薯を多くの人に食してもらおうと設置。思わぬ反響に甲斐さんは「切れ目のないように品ぞろえをして皆さんの期待に応えたい」と意気込みます。
甲斐さんの主要作物は水稲55アール、自然薯20アール。刈り取った稲を2週間ほど天火干しして精米するはざ掛け米は絶品。遠方からも買い求めに来るほどです。
自然薯も「元気ばりばりじねんじょう」の名で知られる人気特産品。ともに直売所では2月下旬まで販売します。以降はタケノコ、シイタケなどが中心となります。ダイコン、ユズ、カボスなどの野菜、柑橘類なども並びます。「当面の課題は端境期対策」と甲斐さん。直売所の運営に張り切っています。
営業は午前9時ごろから日没まで。「いらっしゃいませ」の真っ赤なのぼり旗が目印。
