
児湯郡市畜産農業協同組合連合会は16日、新富町の児湯地域家畜市場で2月期郡市子牛品評会を開きました。児湯郡および西都市から選抜された42頭の出品があり、厳正な審査の結果、都農町藤見の黒木靖富さんの子牛「みちか」がグランドチャンピオンに輝きました。
血統は、父「耕富士」、母の父「美穂国」、母の祖父「勝平正」で、2021年4月21日生まれ。
全国和牛登録協会宮崎県支部は「全体的に部位にバラつきが見られたが発育は良好だった。グランドチャンピオン牛は輪郭の鮮明さ、体上線の美しさ、体の品位に秀ており、毛質・はり・骨締まり・体積も良好で、他より頭ひとつ抜けていた」と高く評価しました。
靖富さんに代わって引き手を務めた父・靖博さん(83)は「日頃からの手入れに牛が答えてくれたと思う。5・6年ぶりに品評会に来たが、グランドチャンピオンになれたことは大変喜ばしい」と嬉しそうに話しました。
その他の入賞者、地区、子牛の名前、血統は次のとおり。
▽優等賞=(株)森ファーム宮崎(高鍋、もりたか1896、安亀忠、勝忠平)、横山穂積(新富、ひゅうが1、満天白清、耕富士)、河野正剛(川南、ちよみこ、耕富士、美穂国)、甲斐栄(川南、みなと3の6、満天白清、忠富士)、黒木裕一(穂北、かすみ、満天白清、百合茂)
